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クマタカが出た@白樺峠

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このところ毎年恒例となっている長野県の白樺峠へタカ渡りの観察に、今年もまた行って来ました。9月の飛び石連休を使って、車中泊で2泊〜3泊したかったのですが、9月22日(月)に仕事が入って、1泊だけになってしまいました。でも、初日の9月20日(土)は午前中は曇りがちで飛翔するタカの数もポチポチだっのですが、夕方になって数波に渡り大群の飛翔が続きました。何年か振りで血が騒ぐ状況の中に身を置くことができましたから、十分な収穫がありました。その様子は、また追い追いこのブログで紹介していきたいと思います。後日、ネットで観察記録を参照すると、この日は各種取り混ぜて、合計2,491羽も渡り、今シーズン最高を記録していました。
撮影して来た写真の整理が追いつきませんから、最初に撮影枚数が少なかったクマタカから紹介したいと思います。タカ見広場に陣取って撮影したものですが、ネットの速報を見ても記録がありません....不思議ですね。定点観測のポイントと、タカ見広場はそんなに離れているわけではないのに、なぜ記録がなかったのでしょうか?
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クマタカが飛翔したのは、20日(土)だけでなく、翌日21日(日)にも姿を見せてくれました。見られる写真が撮れたのは初日だけでしたが、2日目にはハチクマと一緒に飛んでくれましたから、その大きさの比較ができました。やっぱりクマタカはデカイです。
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渡りのタカ類は旋回しながら上昇気流に乗って上空まで舞い上がり、方向を見定めて一気に滑翔していきますからほとんど羽ばたくこともありませんが、クマタカが明確に異なっていたのは、このように羽を閉じて急降下したり、急上昇したりするなどディスプレイ飛行のような行動をとっていたところです。
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羽ばたきを繰り返していましたから、翼を振り下ろした時にタイミングよく、翼の上面を撮影することが出来ました。翼の幅がとても広いですから、サシバやハチクマとは明らかに違うと納得できます。
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クマタカの翼はとても幅広いですから、他のタカ類に比べると空気抵抗をより多く受けるせいでしょうか、とても良くしなっているように見えました。この写真でも、翼の先がかなり上に湾曲しているように見えます。
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初日に観察した時はタカ見広場の上空を何回か旋回してくれましたが、私の撮影技術が未熟ですから、狙ったとおりの写真が撮れないのが残念です。年とともに反応が鈍くなり、マニュアルフォーカスではとても撮影出来ません。もう少しカメラのオートフォーカスの精度が高く、素早い追従をしてくれたら嬉しいのですが、....飛翔している鳥の撮影は難しいですね。
by coffeeto1 | 2014-10-01 06:00 | 野鳥
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