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休耕田のイソシギ@栃木

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お早うござます。....と、大きな声で挨拶の声を掛けると、それだけで清々しい気持ちになるものですが、このところの暑さといったらたまりませんね。清々しい気持ちになるどころか、朝からウンザリするような太陽の直射を受けて、気持ちは蔕たりがちです。....でも、この記事を書いている今日は金曜日ですから、明日からの週末にアウトドアライフに出掛けられるのが楽しみです。
これは、8月9日(土)に足を運んだ栃木市内の休耕田で観察したイソシギです。背面が褐色で脚が黄色ですから、昨日紹介したキアシシギに大変よく似ていますが、側胸の部分にある白い羽が鋭く切れ込んでいるような形状ですから、遠くからでもイソシギであることが分かります。
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イソシギは渡り鳥というわけではなく、1年を通して観察できるシギの仲間です。キアシシギより一回り小さく、飛翔すると白い翼帯が出るところも、キアシシギとの識別ポイントになります。
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背面の各羽に注目すると、黒褐色の羽軸があることがよく分かります。キアシシギの背面は一様にベタッとした感じですから、ここも両者が大きく異なるポイントですね。
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イソシギという名前から、海浜性の野鳥であるというイメージが湧いてきますが、ここのような休耕田のほか、湖沼や河川でも普通に観察することができます。東京周辺では留鳥として、1年を通して観察することができるシギの仲間です。
by coffeeto1 | 2014-08-24 06:00 | 野鳥
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