人気ブログランキング | 話題のタグを見る

カラマツに留まるホオアカ@奥日光

カラマツに留まるホオアカ@奥日光_f0330321_16553110.jpg
カラマツの若葉が伸びて、新緑が眩しく目に映ります。夏山シーズンを目前に控え、良い季節になってきました。ここ奥日光は南の国から渡って来る夏鳥を始め、冬の間は里に下って越冬していた鳥達も集まって、これから繁殖期を迎えようとしています。間も無くヒナ達がたくさん巣立って、高原は賑やかな季節を迎えることになるでしょう。
カラマツの若木の頂きに留まっているホオアカを見つけました。漂鳥として里に下って越冬しますが、この時期は子育てのために、ここ戦場ヶ原へやって来たわけです。
カラマツに留まるホオアカ@奥日光_f0330321_16554799.jpg
ホオジロの仲間ですから、外形的にはよく似ていますが、後ろから見ると頭部は灰色で黒褐色の細かい縦斑が認められます。茶色の背面には、黒褐色の太い縦斑が目立ちます。
カラマツに留まるホオアカ@奥日光_f0330321_16554185.jpg
それよりも何と言ってもホオアカの特徴は、頬の部分が赤茶色で名前の由来となっているところですね。それと胸の部分にあるよだれ掛けのようなV字型の斑です。ここが確認出来れば、容易にホオアカと識別することが出来ます。
カラマツに留まるホオアカ@奥日光_f0330321_16555379.jpg
これはホオアカの♂の個体になります。今回は♀の個体を撮影することが出来ませんでしたから、その違いを比較することが出来ないのが残念です。
カラマツに留まるホオアカ@奥日光_f0330321_1656020.jpg
前日の土曜日は仕事が入っていたため、今回は日帰りの強行日程になりました。おまけに朝方は雨に降られて、決して良いコンディションではありませんでしたが、脚を運べば奥日光は空振りの無い、とても素晴らしい自然環境です。これからも日程に余裕があれば、出来るだけ脚を運んで来たいと思います。
by coffeeto1 | 2014-07-03 06:00 | 野鳥
<< ズミの木のウグイス@奥日光 白樺の枯れ木に留まるカッコウ@奥日光 >>