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オオルリと山野草@桐生

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山腹の谷筋にある水場で、野鳥の出現を待っていました。ひところは、野鳥のさえずりが賑やかに響き渡っていましたが、このところ少し静かになって来たように感じます。前日に雨が降っていたせいか、この水場の鳥の出方は悪いようです。時折、ウグイスやソウシチョウなどが鳴きながら谷筋に降りて、気持ち良さそうに水浴びをしていましたが、お目当ての鳥は最後まで姿を見せてくれませんでした。
長い時間、待ちわびていた時、樹上に飛来してくれたオオルリの♀です。ホンのひと時留まって、直ぐに飛び去ってしまいましたから、撮影出来た写真は数枚だけでした。でも、やっと撮影出来た貴重な一枚ですから、紹介することにしました。
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今回は、狙いが外れて野鳥写真の撮影には、これといった収穫が有りませんでしたが、季節柄、周囲の山野草はそこそこに目を楽しませてくれました。丸型の葉を重ねて、5弁の白い花を咲かせていました。その大きさは1cmにも満たない、小さな花でした。名前はもちろん分かりません。写真を見ながら図鑑を繰ってみると、タニギキョウになるのではないかと思いました。
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砂礫の登山道脇で、地面に這いつくばるように咲いていた青紫の花です。これは、何回も観察したことがありますからキランソウ(別名:ジゴクノカマノフタ)であると分かりました。シソ科の花になりますが、唇形花がこの仲間の特徴ですね。
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黄色い花弁をたくさん広げて、一見タンポポみたいな姿をしていますが、葉の形が丸いですからこれはジシバリになると思います。
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花茎の先端に、ほんの数mmの小さな白い花を付けているこの花は、アカネ科のヤエムグラの仲間であろうということは分かりました。茎を巻くように4枚の葉が輪生していますからヨツバムグラかなと思いましたが、一番上の段には6枚輪生していますから、多分違うんだと思います。
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こちらは、輪生している葉の状況から上段も下段も4枚以上の葉が輪生してていますから、クルマムグラではないかと思います。でも、自信を持って言い切ることが出来ないところが残念です。
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これもヨツバムグラかと思うのですが、上段には5枚の葉があります。図鑑を調べてみると、オオバノヨツバムグラという種類もあるようですが、どれがどれやら私には良く分からなくなりました。
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濃いピンク色の花を輪生させているこの花はクリンソウです。谷筋の水の流れに沿って生育していました。クリンソウにはピンク色のほか白色の花も有りますがここで見られたのは、ピンク色の花ばかりでした。
by coffeeto1 | 2014-06-25 06:00 | 植物
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